スナックのケンカのために創価学会幹部を呼びに行った創価学会員

 

遊び人の創価学会員トリオ・飯田昌男(仮名)、古田昭(仮名)、辻岡義克(仮名)の三人は、当初のころは、三人で飲み歩いたりしていたようだったが、山下美沙子(仮名)の取り合いによる「河川敷のケンカ事件」以来、古田昭の姿は見えなくなり、代わりに福寿荘(仮名)に住んでいるガチの創価学会員・下山伸三(仮名)や李達明(仮名)が、飯田昌男(仮名)や辻岡義克(仮名)といっしょに飲み歩くようになって行った。

辻岡義克(仮名)がお気に入りだったのは、当時はまだまだ少なかったカラオケ・スナック。

今では、スナック・パブにカラオケなんてあるのは、当たり前になっているが、あの当時はまだ少なく、カラオケがないスナック・パブも、けっこうたくさんあった。カラオケがあっても、店のマスターやママが音楽だけを流し、カウンターに歌詞カードが置いてあって、客はその歌詞カードを見ながら歌っていた店が多かった。

そういう中で、ごく一部に、豪勢なレーザーディスク型のカラオケを入れていたスナックやパブがあり、そういう店を好き好んで、辻岡義克(仮名)が入って行っていた。

今のように通信カラオケはまだなかった時代で、あの当時の最先端はレーザーディスク型の映像がモニターに流れるカラオケ。そういう店には、中央にステージがせつくってあって、まさに歌手気分になりながら歌うというのが、最先端のカラオケであった。

私もカラオケは好きなのだが、彼ら飯田昌男(仮名)、辻岡義克(仮名)、下山伸三(仮名)、李達明(仮名)の新「四人組」といっしょに飲み歩く気にはなれなかった。

しかし、ある日、またK市の繁華街のスナックで、辻岡、飯田、李、下山と、偶然、いっしょになってしまったのである。ただ店の中では、私は、創価学会員の「新・四人組」とは、席を別にしていた。

 

そのうち、辻岡、飯田、李、下山の「新・四人組」は、店に来ていた別の男の客のグループとケンカになったのである。

ケンカの原因は、カラオケを歌い終わったあとに、拍手をした、しないの言い争い。今では、こういうケンカは見かけなくなったが、あの当時は、この手のケンカが、チョコチョコあったようである。

私は、幸いなことに、創価学会員の「新・四人組」とは、席を別にしていたため、ケンカの火の粉が降りかかってくることはなかった。「新・四人組」は、そのうち、スナックの経営者から催促されたのか、店の外に出て行き、外でケンカをしていたようなのである。

私は、ケンカの火の粉がこっちにまで飛んで来ないうちに、サッサと帰ろうと思い、飲食代金を支払って、外に出た。すると創価学会員の「新・四人組」は、まだ客のグループと、何やら口論をしていた。「どーなるんだろ、このケンカ」という感じで、ちょっと離れたところで見守っていた。

歌舞伎町4 

すると、ケンカ相手の客のグループが、「オレたちは、ヤクザの○○組の人を知っているんだぞ。今から呼んできてやろうか」と、創価学会員の「新・四人組」に言い放つ。

この○○組というのは、暴力団の名前のようで、この客のグループは、ヤクザとの関係を示唆して、ケンカを有利に運ぼうという魂胆のよう。

すると創価学会員の「新・四人組」たちは、「オレたちも、スゴイの、呼んでくるぞ」と言って、下山伸三(仮名)の腰巾着になっている李達明(仮名)が、公衆電話のほうに走って行ったのである。

あの当時は、今のように携帯電話もスマートフォンもない時代。というわけで李達明(仮名)は公衆電話のほうに走っていったのだが、「えーっ、あいつ、誰を呼びに行ったんだろうか」と思った私。

「ひょっとして、ヤクザ呼びに行ったのかな?」と思い、「こりゃひょっとしたらヤクザ同士のケンカがはじまるのかな」と、事件の推移を固唾をのんで見守っていた。

ケンカ相手の客のグループも、てっきりヤクザが来ると思って、「これはヤバイ」と思ったのか、その場から、いなくなってしまった。

 

後日、李に、このとき、一体、誰を呼びに行ったのか聞いてみた。すると李の答えは

「えっ、創価学会の幹部だよ」とあっさり。しかも電話で呼びに行った創価学会幹部には、ケンカの現場に来ることは、断られてしまったというのである。

なんのことはない。「ヤクザVSヤクザ」の戦争ではなく、あやうく「ヤクザVS創価学会」の戦争が見られるところだったというわけ。しかも、彼らのケンカの相手は、てっきりヤクザが来るものだと勘違いして、その場からいなくなってしまったという事件。それにしても、創価学会員の夜のスナックのケンカに呼び出された創価学会幹部は、さぞや迷惑していたと思う。

それにしても、夜のスナックのケンカで創価学会幹部を呼びに行ったのが、自分も創価学会幹部だった李達明(仮名)だったというのは、笑ってしまう。それに加えて、呼ばれた創価学会幹部に現場に来るのを断られたというのは、もっと笑ってしまう。

私は、彼ら創価学会員の「新・四人組」たちのケンカの相手は、もう少し現場で粘っていればよかったのに、と思ったくらいでしたが。

学会本部別館3