─創価学会から脱退したい
創価学会の場合は、会員は宗教法人・創価学会に所属する会員とされ、基本組織は1970(昭和45)年の組織改革以来、ブロック組織になっています。
創価学会のブロック組織は
方面—総県・東京総区—分県・東京分区—横浜・川崎・大阪区・圏(ゾーン)—本部—支部—地区—ブロック
という、ピラミッド型の組織になっていて、会員はこのピラミッド型組織に組み込まれている。
そうすると、「誰に脱会届を出せばいいのか」という問題が発生するが、創価学会の脱会届は、東京・信濃町の創価学会本部の池田大作名誉会長、原田稔会長あてに、内容証明郵便で送りつければ、「脱会」が成立する。
創価学会入信時に、下附された曼荼羅本尊は、創価学会本部に返却しますが、自ら破棄するなど処分してもかまいません。
─脱会届の書式はどう書いたらいいのか
これもよくある質問です。
自らの意志により創価学会を脱会することが書いてあれば、どんな書式でもかまいません。
脱会届の例をひとつ挙げてみます。
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脱会届
創価学会名誉会長 池田大作殿 創価学会会長 原田稔殿
本日を以て、創価学会から脱会いたします。
尚、今後、私が創価学会に復帰することは絶対にありません。
よって本日以降、私に対する訪問、架電、メール、郵便、チラシ投函等々の創価学会からの全ての働きかけを全てお断り致します。
平成○○年□月△日
(住所)
(氏名)
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自らの意志により、創価学会の池田名誉会長、原田会長宛に「脱会届」を提出することにより、自動的に創価学会から脱会することになる。
「脱会届」を内容証明郵便で送ることにより、自らの意志で送った証拠が郵便局に残ります。
かつて自らが所属する地域組織の本部長、支部長宛に「脱会届」を送った人もいたようです。
それは無効だというわけではありませんが、「自ら脱会する意志を伝えたい」ということであれば、創価学会本部の池田名誉会長、原田会長宛に「脱会届」を提出するのが筋だと言えましょう。
それから創価学会の場合は、脱会届を送りつけると、現役の創価学会幹部を訪問させるなど、あらゆる働きかけをしたり、圧力をかけたりする、ということがあるようですので、「脱会届」の中に
「本日以降、私に対する訪問、架電、メール、郵便、チラシ投函等々の創価学会からの全ての働きかけを全てお断り致します」
という一文を入れておいた方が、ベターな選択だと思われます。
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