日蓮正宗大石寺の西側の大坊裏口から大石寺外周道路にぬける出入り口がある。

ちょうど1992(平成4)年春、右翼団体の街宣が賑やかだったころ、大石寺周辺でいろいろな調査活動をしながら歩いていた私は、ちょうどこの大坊裏口の出入り口が開いている時に、偶然、阿部日顕が乗る超高級車が大坊から出て行くところに、出くわしたことがあった。

ある日、いつもは閉まったままになっている大坊裏の門が開いていたので、何事かと思って、様子を見ていたところ、2人ほどの所化小僧が伏せ拝をしているのが見えた。

「伏せ拝」とは、僧侶が頭を深々と垂れて、しゃがみ込むように合掌する拝み方のことで、大石寺の所化小僧は、法主に対してのみ、この拝み方をする。つまり、これは日蓮正宗大石寺67世阿部日顕法主が、大坊裏口から出てくるのだと私は直感し、その様子を固唾をのんで見守っていた。

 

すると、小僧が伏せ拝をしている中、いきなり奥から黒塗りの超高級車が、ものすごいスピードで出てきて、外周道路に出て、北側へ向かって走り抜けて行ったのである。超高級車の後部座席には、一人の和服姿の老僧が座っているのが見えた。顔は、はっきり見えなかったが、小僧が伏せ拝をしていたことから、この人物は、阿部日顕法主にちがいないと思った。

見ていると、阿部日顕が乗り込んだ車は、黒塗りのセンチュリーか高級ベンツ?であった。

それにしてもスゴイ縦長の高級車であった。中にはテレビモニターでもついているのか、屋根にはやたらとアンテナがはりめぐらされていた。それにしても日蓮正宗大石寺法主の専用車は、ものすごい高級車。この車を新車で買ったら、それこそたいへんな金額になるはずである。少なくとも、庶民が簡単に手が出るものではない。

それにしても、なぜ法主は、こんな高級車に乗る必要があるのか。ひょっとして襲撃でも恐れて、身を護ろうとしているのか。

しかし日蓮正宗の信者によると、仏や僧は必ず「諸天善神」が守護することになっているという。だったら、その教義によれば、法主は「諸天善神」に護られるはずだから、こんな高級車に乗る必要はないのではないのか。

とにかく、言っていることと、やっていることがぜんぜん違う、言行不一致な宗教である。

超高級車が走り抜けて行ったあと、一人の中年僧侶が小僧に「どこへ行かれたの」と聞く姿が見えた。この中年僧侶の顔は、以前に写真で見かけた大石寺仲居僧・駒井専道氏である。

 

それにしても法主というのは、大石寺境内のどこへ行くのでも、必ず黒塗りの超高級車に乗って移動する。法主の鶴の一声で僧侶がベンツを用意し、どこへでもすっ飛んでいくのだろうか。

大石寺法主は、大石寺の法要・行事があるときも、徒歩では移動せず、法主専用の超高級車に乗って移動する。

67世日顕7


たとえば、寛師会をはじめとする歴代法主の法要、あるいは盂蘭盆会、彼岸会の時、大石寺客殿・常唱堂での法要の後、大石寺墓苑内にある歴代法主墓地に移動して墓参が行われるが、この時、法主は客殿から歴代墓地まで徒歩で移動せず、法主専用の超高級車に乗って移動する。

あるいは、霊宝虫払い大法会や御大会の御影堂法要の時、毎月7日、13日、15日の御影堂での御講のとき、晴れた日は大坊から御影堂まで法主の行列、すなわちお練りが行われて、法主は徒歩で移動するが、雨天の日はお練りは中止になる。

では法主は、どうやって大坊から御影堂に移動するのかというと、法主専用の超高級車に乗って大坊裏手から御影堂裏に乗り付ける。

御影堂の法要が終了した後も、法主は御影堂裏に用意された法主専用の超高級車に乗り、そのまま大坊裏に消えていく。

では、法主は、正本堂に出仕するときは、どうしていたのか。

当時、大坊裏口から正本堂須弥壇の僧侶席にまで通じている長い廊下があり、住職・僧侶はその廊下を歩いて正本堂に出仕していたようである。

私が仕入れた情報では、阿部日顕法主は正本堂に出仕するときも、大坊裏口から超高級車に乗って、正本堂の僧侶席入り口に乗り付けていたという。

大石寺で乗り物に乗れるのは法主のみ。何から何まで、大石寺で「法主」と言えば、超特別扱いのVIP。私には、こんな人物が、日蓮の教えを現代に体現しているなどとは、到底見えない…。

 

かつて「アンチ日蓮正宗」でこの問題を討議したところ、こんな意見が噴出した。

「日顕氏の車は日産プレジデントの最高級グレードのロングタイプで、ガラスはすべて防弾ガラスが入っています。本山内移動がプレジデントで、地方に出かける時はベンツです。ベンツを中心に回りを5台以上の日産インフィニティが囲むように走ります。

暴力団関係者にしか見えません(笑)」(日蓮正宗の元信者・元輸送班)

「プレジデントまではいかなくとも、私の周囲のお寺(正宗以外)の人もみーんな高級外車に乗ってますよ。あれを見るたびに、宗教法人に課税しろ! と思います。少なくとも日蓮大聖人サマは、そんなものには乗らないで行脚してたのでは!」(アンチの女性)

 

この他にも、阿部日顕法主が地方末寺寺院に親教に行ったとき、超高級車・ベンツに乗ってやって来た、という日蓮正宗信者からの証言が、多数、「アンチ日蓮正宗」に届いている。

 

それにしても、なぜ大石寺法主は、こんな超高級車に乗る必要があるのか。ひょっとして襲撃でも恐れて、身を護ろうとしているのか。

しかし日蓮正宗の信者によると、仏や僧は必ず「諸天善神」が守護することになっているという。

だったら、その教義によれば、法主は「諸天善神」に護られるはずだから、こんな高級車に乗る必要はないのではないのか。とにかく、言っていることと、やっていることがぜんぜん違う、言行不一致な宗教である。