■検証215・「戒壇の大本尊」偽作・欺瞞の罪は日蓮正宗・創価学会ともに同罪である2

 

1965(昭和40)10月の正本堂建立供養で信者から360億円を集めた創価学会

 

『宗創和合時代』の昭和40(1965)10月、正本堂建立供養で創価学会が当時の800万人の信者から、約360億円という莫大な供養金を集めたことはあまりにも有名である。

その昭和40(1965)2月からはじまった正本堂建設委員会で、創価学会は「正本堂は実質的な戒壇建立になる」として信者をあおり立て、当初の予想を遙かに超える莫大な供養金を集めた。

昭和40年当時は、ラーメン1杯が70円の時代。

日本銀行がはじき出している物価指数統計に依れば、戦前基準指数(昭和9年~11年の平均)1とした場合、昭和40(1965)年の企業物価指数は359.4、消費者物価指数は443.2

これに対して平成22(2010)年の企業物価指数は668.4、消費者物価指数は1748.1

消費者物価指数を基準とした場合、平成22(2010)年の指数は昭和40(1965)年の約4倍なので、昭和40(1965)年に正本堂建立供養金として創価学会が集めた360億円は、平成22(2010)年の1440億円に相当する。

この時の創価学会員による正本堂建立供養金集めは、凄まじい金集めであったことは、有名であった。

全国各地の質屋には、質入れして資金作りをしようとする創価学会員の行列が出来、生命保険や銀行預金、郵便貯金の解約が殺到した。又、全国の寺院や結婚式場では、結婚式・披露宴の予約取り消しが相次いだ。

つまり当時の創価学会員たちは、生命保険、銀行預金、郵便貯金を解約し、結婚式を解約し、質入れして正本堂建立供養金を捻出したわけである。

 

宗創和合時代に6000万人は下らないとされる人たちに、大石寺の「本門戒壇の大御本尊」は本物だと信じ込ませ、大石寺に登山させて御開扉を受けさせ、正本堂建立供養では360億円もの大金を集めた創価学会。

創価学会も又、宗創和合時代には日蓮正宗とまさに二人三脚で、日蓮正宗の「戒壇の大本尊」偽作・供養金搾取の欺瞞の片棒を担ぎ、数千万人の信者を欺瞞し続けたのである。

日蓮正宗も創価学会も、全く同罪の宗教詐欺である。

 

今ここに大石寺の「戒壇の大本尊」偽作、日蓮本仏義や血脈相承偽作という真実を明らかにすることは、日蓮正宗と二人三脚で、日蓮正宗の「戒壇の大本尊」偽作・供養金搾取の欺瞞の片棒を担ぎ、数千万人の信者を欺瞞し続けた創価学会の大きな責任が明確になるということである。

66世日達・池田大作1 

そして今、日蓮正宗と創価学会の紛争の中で、創価学会を脱会し日蓮正宗法華講に入って、再び大石寺の「戒壇の大本尊」に参詣する人が増えているという。これでは昭和30年代から60年代までつづいた、日蓮正宗の「戒壇の大本尊」偽作・供養金搾取の欺瞞の拡大再生産に他ならない。

大石寺の「戒壇の大本尊」偽作の負の連鎖が、今日まで延々と続いているのである。

今、ここに大石寺の巨悪の根源を絶ちきり、負の連鎖を断ち切らねばならないのである。