■検証51・「五人所破抄見聞」の筆者は富士妙蓮寺日眼ではなく戦国時代以降の文書である □「五人所破抄見聞」は大石寺9世日有以前に「二箇相承」が存在した証明ではない 二つめの文献は、1380(康暦2)年に富士門流の本山寺院・富士妙蓮寺(現・日蓮正宗本山妙蓮寺) ...
2019年01月
血脈相承は9世日有の偽作だ(50)~日頂の書とされる「本尊抄得意抄添書」は後世の偽作文書
■検証50・日頂の書とされる「本尊抄得意抄添書」は後世の偽作文書 □歴史上はじめて「二箇相承」の全文を引用した人物は本是院日叶(左京阿闍梨日教)である 二箇相承書の全文を載せた最古の文献は、1480(文明12年) 本是院日叶(左京阿闍梨日教)が「百五十箇条」で ...
血脈相承は9世日有の偽作だ(49)~日朗の富士来訪、日頂の重須帰伏は「二箇相承」「唯授一人血脈相承」とは全く関係なし
■検証49・日朗の富士来訪、日頂の重須帰伏は「血脈相承」とは全く関係なし □日頂が重須に帰伏したのは養父・富木常忍に勘当され弘法寺から擯出された故である ---------------------------------------------------------------------- (日蓮正宗の妄説) 他門では" ...
本因妙抄・大石寺9世日有偽作論(3)~日蓮は終生において「本因妙」「本因妙の行者」という単語を使っていない
■検証3・本因妙抄は日蓮・日興とは全く無関係の偽書である3 □日蓮は終生において「本因妙」「本因妙の行者」という単語を使っていない 本因妙抄の冒頭に「法華本門宗血脈相承の事本因妙の行者日蓮」とあるが、日蓮は一生涯の中で、一度も「本因妙の行者」と名乗 ...
本因妙抄・大石寺9世日有偽作論(2)~日蓮在世時代も日興・日目の時代も「法華本門宗」なる宗号は全く使われていない
■検証2・本因妙抄は日蓮・日興とは全く無関係の偽書である2 □日蓮在世時代も日興・日目の時代も「法華本門宗」なる宗号は全く使われていない 本因妙抄の冒頭に「法華本門宗血脈相承の事」とあるが、日蓮在世の時代も、六老僧の時代も、本六僧・新六僧の時代も、 ...
本因妙抄・大石寺9世日有偽作論(1)~「百六箇抄」「本因妙抄」は大石寺9世日有の偽書と実質的に認めていた大石寺59世堀日亨
□日蓮正宗大石寺版「大石寺版御書全集」に隠された欺瞞的なカラクリ 「本因妙抄」は日蓮正宗や創価学会、顕正会などの信者が持っている「御書全集」に収録されているものだが、そこには、とんでもない欺瞞的なカラクリがあることを、信者の人たちは知っているのだろう ...
「本因妙抄」なる相伝書は日蓮・日興の真筆ではない。大石寺9世日有の偽作である
□「本因妙抄」なる相伝書は日蓮・日興の真筆ではない。大石寺9世日有の偽作である 日蓮正宗や創価学会、顕正会、正信会では「本因妙抄」という文書を、1282年(弘安五年)10月11日、まさに日蓮の死去の二日前、日蓮から日興へ相伝された書であると位置づけている。 日蓮 ...
今や完全に大石寺の一末寺と化して名前だけの日蓮正宗本山となってしまっている讃岐本門寺
■一般社団法人仏教宗学研究会・日蓮正宗寺院・現地視察学習会24-2 □今や完全に大石寺の一末寺と化して名前だけの日蓮正宗本山となってしまっている讃岐本門寺 讃岐本門寺は、正式名を「高栄山本門寺」といい、寺格は「日蓮正宗本山」である。日蓮正宗の末寺は、 ...
2016年11月22-23日に行われた仏教宗学研究会の日蓮正宗本山・讃岐本門寺・現地視察学習会
■一般社団法人仏教宗学研究会・日蓮正宗寺院・現地視察学習会24 □本堂や開山堂に多額のお賽銭が投げ入れられるほど多くの人が参詣する讃岐本門寺御会式 2016年11月22-23日に仏教宗学研究会で行った讃岐本門寺・現地視察学習会の時の見聞記になります。仏教宗学研 ...
2019年、新年明けましておめでとうございます
□昨年は仏教宗学研究会の一般社団法人化にご尽力・御協力いただき、ありがとうございました 読者の皆様、新年、明けましておめでとうございます。 本年は、一般社団法人仏教宗学研究会・石川本部のPCのマイクロソフト・オフィスの故障の影響で、新年のご挨拶が遅れて ...