■論破4・洗脳法華講員・『れいな』こと黒川和雄の妄説を斬る4

 

□宗教者が何歳で死去したから「若死に」だのと言及すること自体が矛盾であり非常識な論だ

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(洗脳法華講員・黒川和雄なる者の妄説)

壮年部の最高幹部の「若死に」が意味するものは

北条浩4代会長(58歳で死亡) 野崎勲副会長(61歳で死亡) 西口浩副会長(53歳で死亡)

政治担当前田副会長(62歳で死亡) 中国担当野間副会長(60代で死亡)

沖縄担当三盛副会長(50代で死亡) 斉藤克司教学部長(64歳で死亡)

…横尾和伸公明党国会議員(48歳で死亡) 久保哲司公明党国会議員(56歳で死亡)

沢たまき公明党国会議員(66歳で死亡)

池田大作家の家族の不幸が意味するものは

池田大作の次男池田城久氏(29歳で死亡) 池田大作の長男池田博正氏の離婚

 (201365日の「創価学会の脱会を考える会」ブログ

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私は、日蓮正宗、創価学会、顕正会、正信会のいずれの信者でもなく、またいずれの宗教団体にも所属していない無宗教であるが、その私が読んでいても、まことに不快感を感じてしまう、この黒川和雄の「創価学会の脱会を考える会」ブログに書いてある論文。黒川和雄は、70才以前の死去、つまり20代、30代、40代、50代、60代で死去した人は、『若死に』『早逝』だと言いたいようである。そもそも宗教を信奉する者が、50代、60代で死去したから「若死に」だの、70代で死去したから「若死に」ではないだのと言及すること自体が矛盾であり、非常識極まりない。

宗教とは、何歳で死去するかではなく、その人の人生の中身、生き様、内容、人の心を問うているのではないのか。50代、60代で死去したから「若死に」だの、70代で死去したから「若死に」ではないだのと言及することは、宗教の本義から大きく逸脱しているはずである。

まがりなりにも、宗教者を自称するならば、50代、60代で死去したから「若死に」だのと非難するのではなく、人間の人生の中身、生き様、内容、人の心、その人が幸せだったのかどうか、について言及するべきではないのか。だから、まず人が50代、60代で死去したから「若死に」だの、70代で死去したから「若死に」ではないだのと言及すること自体が矛盾であり、非常識極まりない論であり、こういう非常識な論を展開すること自体に反対である。

しかしそうは言っても、この黒川和雄の非常識な論を読んだ人の中には、これが正論だと信じ込んでしまっている人が多数居ると思われる。したがって、この黒川和雄の論が全くの誤りであるとして論破しなければならない。したがって、ここでは一旦、百歩譲って40代、50代、60代で死去した人について、論究しなければならない。

創価学会からの脱会を考える会1 

 

61才遷化の日蓮、40代、50代、60代で死去した40人の大石寺法主を何と説明するのか

 

まず黒川和雄の論文の欺瞞は、創価学会幹部、公明党国会議員で40代、50代、60代で死去した人に言及し、日蓮正宗は全くそうでないかのような印象操作を意図的に行っているが、これは全くの誤りである。まず宗祖・日蓮を含めて68人の大石寺歴代法主のうち、40人が40代、50代、60代で死去している。これを具体的に羅列すると

 

□宗祖日蓮 61才 □22世日俊 56才 □33世日元 68才 □45世日礼 46

4世日道 59才 □23世日啓 60才 □34世日真 52才 □46世日調 52

8世日影 67才 □24世日永 66才 □35世日穏 59才 □47世日珠 48

12世日鎮 59才 □25世日宥 61才 □38世日泰 55才 □49世日荘 58

14世日主 63才 □26世日寛 62才 □39世日純 66才 □50世日誠 41

15世日昌 61才 □27世日養 54才 □40世日任 49才 □53世日盛 62

16世日就 66才 □28世日詳 54才 □41世日文 46才 □54世日胤53

18世日盈 45才 □29世日東 49才 □42世日厳 50才 □57世日正 63

19世日舜 60才 □30世日忠 57才 □43世日相 47才 □58世日柱 64

21世日忍 69才 □32世日教 54才 □44世日宣 63才 □65世日淳 62

 

68人の法主のうち、58.8%にあたる40人の法主が40代、50代、60代で死去している。

この中で40代で死去した法主が8人、50代で死去した法主が14人、60代で死去した法主が18人である。中でも特筆すべき事は、日蓮正宗の宗祖である日蓮が61才で遷化していること。私は、日蓮が61才で遷化していること自体、「若死に」だとは思わないが、黒川和雄が20代、30代、40代、50代、60代で死去した人は、『若死に』『早逝』だと言わんばかりの論を展開している以上、なぜ黒川和雄が『若死に』『早逝』した日蓮を宗祖を仰ぐ日蓮正宗の信仰を行っているのか、説明せねばなるまい。

こう言うと「そんな話は昔の話だ」と言うであろう。では最近では、こんな事例がある。

大石寺66世細井日達法主の代に日蓮正宗総監を務めた早瀬日慈氏の次男で、大石寺68世早瀬日如法主の弟である早瀬義雄氏が、長く宗会議長という要職にあったが、60才でとつぜん急逝。さらに同じく早瀬日如の弟である妙国寺住職・早瀬義純氏も57才で急逝。

海外部長・尾林日至氏の息子である尾林信正氏は31才で急逝している。

それから大石寺奉安殿、大講堂を供養・寄進した法華講総講頭・創価学会二代会長・戸田城聖が58才で死去していることを、黒川和雄はなぜ何も言わないのか。

それから黒川和雄は「池田大作の長男池田博正氏の離婚」までとりあげて不幸だと言っているが、法華講員で離婚を経験している人はそれこそ多数いるが、そうすると、それも不幸ということになる。まことに矛盾だらけの黒川和雄の論である。