■検証282日蓮の孫弟子・日法は「戒壇の大本尊」「最初仏」を彫刻していない13

 

「アンチ日蓮正宗」による「日法は戒壇大本尊を彫刻せず」の論破に反論不能の「慧妙」

 

日蓮正宗謀略機関紙『慧妙』は、大石寺の「戒壇の大本尊」造立には莫大な費用は必要ない、という主旨のことを言わんが為に、とっくの昔に崩壊して廃棄されている「和泉公日法」彫刻説を蒸し返して、こんなことを書いている。

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(日蓮正宗謀略機関紙『慧妙』の妄説)

次に「楠木、漆、金箔の加工」について述べる。これらの加工について誹謗する者(※アンチ日蓮正宗のこと)は、どこかの有名な仏師に依頼したものとの前提に立って、資金や加工技術のことを考えているのだろう。だが、そもそも大御本尊は、弟子の和泉公日法師が彫刻したものと伝わっており、そこに莫大な費用がかかるはずがない。

(平成25(2013)616日付け『慧妙』/「第18回ネットに蔓延る邪義を破す」)

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「アンチ日蓮正宗」では、とっくの昔に、「大石寺の『戒壇の大本尊』は和泉公日法の彫刻ではない」「『戒壇の大本尊』と和泉公日法は全くの無関係である」との論破を加えて、「戒壇の大本尊・日法彫刻説」を粉砕している。

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(70)~「戒壇の大本尊」と和泉公日法は全くの無関係である1

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4046105.html

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(71)~岡宮・光長寺に「戒壇の大本尊」彫刻の木屑は存在しない

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4046429.html

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(72)~弘安210月当時、和泉公日法はまだ所化僧だった1

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4046593.html

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(73)~弘安210月当時、和泉公日法はまだ所化僧だった2

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4047726.html

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(74)~所化僧に対して師僧の最重要な用務を命じるということは絶対にあり得ない

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4048075.html

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(75)~「戒壇大本尊」を所化僧一人で彫刻することは不可能1

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4048507.html

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(76)~「戒壇大本尊」を所化僧一人で彫刻することは不可能2

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4048983.html

光長寺12日法墓
 

(岡宮光長寺同時二祖・和泉公日法の正墓)

 

 

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(77)~「戒壇の大本尊」日法彫刻説の文証「松野殿御書」は後世の偽書である

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4128485.html

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(78)~「本門戒壇の大御本尊」日法彫刻説の文証「松野殿御書」は後世の偽書である2

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4128843.html

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(79)~日蓮の孫弟子・日法は「戒壇の大本尊」「最初仏」を彫刻していない

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4142635.html

さらに「冨士大石寺明細誌」の「日法右板本尊並に此像を作り奉り称美の為に有職を彫尅阿闍梨と賜ふ、又此御影像日法作る所に相違無きの条自筆の手形一通之有り」(日法師が板本尊・御影像を彫刻し、これを称賛するために、現職に彫尅阿闍梨を大聖人から頂いた。また御影像を彫刻した旨の手形(書状)これ有り) の文を、「戒壇の大本尊」日蓮造立・日法彫刻の証明に無理やりこじつけようとする妄説を唱える法華講員が出現したので、これも論破した。

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(80)~「冨士大石寺明細誌」の文は「戒壇の大本尊」日蓮造立・日法彫刻の証明ではない1

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4147444.html

□戒壇大本尊は後世の偽作だ(81)~「冨士大石寺明細誌」の文は「戒壇の大本尊」日蓮造立・日法彫刻の証明ではない2

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/4147774.html

かくして「アンチ日蓮正宗」は、大石寺の「戒壇の大本尊」日法彫刻説なるものは全くの誤謬であり、「戒壇の大本尊」と岡宮光長寺同時二祖・日法は全くの無関係であることを論証した。

これに対して、日蓮正宗謀略機関紙『慧妙』は、「そもそも大御本尊は、弟子の和泉公日法師が彫刻したものと伝わっており、そこに莫大な費用がかかるはずがない」などと、とっくに崩壊して崩れ去ってしまっている「戒壇の大本尊」日法彫刻説なるものを、ただ単に蒸し返すだけ。

「慧妙」が、「戒壇の大本尊」日法彫刻説なるものを以て、「戒壇の大本尊」造立には、莫大な費用がかからないと言いたいのなら、文献的証拠を以て、「戒壇の大本尊」日法彫刻説なるものを学術的に正しいと論証しなければならない。ところが、「慧妙」は、「戒壇の大本尊」日法彫刻説を学術的に正しいと論証することも何もせず、「戒壇の大本尊」日法彫刻説なるものを、ただ単に蒸し返すだけ。ここに日蓮正宗謀略機関紙「慧妙」の論理破綻は明らかであり、こういうのを一般的に「反論不能に陥った」と言うのである。

慧妙4
 

(日蓮正宗謀略機関紙「慧妙」)