□大石寺開創七百年を記念して特別仕立ての居士衣を池田大作に授与した阿部日顕

 

下記の写真は1990(平成2)10月に大石寺で行われた「大石寺開創七百年慶讃大法要」の時のものである。池田大作は「法華講総講頭」として、「大石寺開創七百年慶讃委員長」として、日蓮正宗信徒のナンバーワンとして振る舞った。そして大石寺開創七百年慶讃大法要・本会が終了後、大石寺67世阿部日顕は、池田大作に感謝状と記念品を授与した。感謝状・記念品を受け取る池田大作は、僧衣を着ているように見えるが、これは僧衣ではなく、「居士衣」とよばれるもので、大法要の一足先に大石寺67世阿部日顕が池田大作に授与したもの。阿部日顕が池田大作に授与した「居士衣」は、これが最初ではなく、これまでも夏服の居士衣、冬服の居士衣など、それこそ何着もの池田大作に免許して授与している。さらにそれでもでも飽きたらず、大石寺67世阿部日顕は、さらに特別にしつらえた居士衣を池田大作に授与したというわけである。池田大作は、この特別仕立ての居士衣を着て、「大石寺開創七百年慶讃大法要」に参列した。「居士衣」とは「こじえ」と言い、国語辞典によれば「隠者や僧侶などが着る衣服。居士ごろも」と載っている。ところが阿部日顕が池田大作に居士衣を授与したことを報道する聖教新聞を見ると、「居士衣」に「こじい」とふりがなが、ふられている。日蓮正宗では「居士衣」(こじえ)のことを「こじい」と言うらしい。

この「大石寺開創七百年慶讃大法要」のわずか2ヶ月後、この「同じ穴の狢」はケンカをはじめ、3ヶ月後には、完全決裂状態になる。「阿部日顕と池田大作のどっちが偉いのか」という、まさに「目くそ鼻くそ」「同じ穴の狢」のケンカであった。

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(大石寺開創七百年慶讃大法要・本会が終了後、池田大作に感謝状と記念品を授与する大石寺67世阿部日顕・19901014日付け聖教新聞)

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(大石寺67世阿部日顕が池田大作に授与した感謝状・19901014日付け聖教新聞)

開創七百年4


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(池田大作が「大石寺開創七百年慶讃大法要」で大石寺67世阿部日顕から居士衣・記念品が授与されたことを報道する1990108日付け聖教新聞)