□創価学会と法華講は「目くそ鼻くそ・同じ穴の狢」で「法華講は創価学会とは違う」は全くのウソ

 

1990(平成2)12月の池田大作総講頭罷免に端を発した日蓮正宗と創価学会の「宗創戦争」が炎上し、創価学会が破門、池田大作が信徒除名に付されて以降、法華講員たちは口々に、「オレたちは創価学会とは違う」を連発しているが、これは全く事実に反している。

創価学会と法華講が「目くそ鼻くそ」「同じ穴の狢」である象徴的な事例がある。それは日蓮正宗法華講連合会が日常的に活動拠点として使用している「法華講富士会館」は、実は1966(昭和41)9月に、実は創価学会三代会長・法華講総講頭・池田大作が発願主となり創価学会が建立・寄進した建物だということである。

1966(昭和41)95日付け「大白法」(日蓮正宗法華講連合会機関紙・当時は月1回の発行だった)に、「法華講富士会館落成入仏法要」の様子が報道されている。これによれば、落成法要には、大石寺66世細井日達法主と創価学会三代会長・法華講総講頭・池田大作が列席。池田大作が細井日達に、富士会館を供養する旨の目録奉呈があり、これに対して細井日達から池田大作に受書が授与されている。これは富士会館が、池田大作が発願主となり創価学会が建立・寄進した建物である証拠である。そして富士会館の仏間には「願主 創価学会会長 法華講総講頭 池田大作」の文字が入った大石寺66世細井日達の常住曼荼羅本尊が祀られたのである。

「富士会館スナップ」と題するスナップ写真を見ると、「法華講富士会館落成入仏法要」には、大石寺66世細井日達法主を創価学会三代会長・法華講総講頭・池田大作が先導して案内。その池田大作に、平沢益吉・法華講全国連合会会長(今の法華講連合会委員長。当時は会長と呼んでいた)が深々と頭を下げている。この平沢益吉という人物は、先祖代々、東京向島・常泉寺の檀家の家の人である。日蓮正宗信徒としての格から言えば、先祖代々、東京向島・常泉寺の檀家である平沢益吉氏のほうが、1947(昭和22)年入信の池田大作よりも、はるかに格上のはずなのだが、何と言っても池田大作は、飛ぶ鳥も落とす勢いの創価学会三代会長であり、日蓮正宗信徒のトップである法華講総講頭。そして正本堂建立発願主であり、法華講富士会館の発願主。平沢益吉氏のほうが、池田大作の前で小さくなっているのが印象的だ。

又、富士会館の中で、池田大作ら創価学会幹部と、平沢益吉氏ら法華講幹部が懇談している写真が載っているが、その中に柳沢喜惣次・法華講連合会総務部長(後の法華講連合会四代委員長)の姿が見える。

富士会館落成入仏法要1


富士会館落成入仏法要2
 

(「法華講富士会館落成入仏法要」の様子を報道する1966(昭和41)95日付け「大白法」)