2009年7月26日に日蓮正宗大石寺で行われた法華講75000名総会に関する情報がいろいろと入ってきているのですが、その中で、ちょっと特筆すべきなのは、日蓮正宗に入信していない人が、この75000名総会に、法華講員から勧誘されていたことをmixi日記で明かしているのである。
該当する箇所を引用してみたい。
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(日蓮正宗法華講の75000名総会に勧誘された人の日記)
知り合いの日蓮正宗の法華講の方に誘われた750年記念のイベント。
しかしながら宗派が違うので丁重にお断りしました。
なんでも午前3時半(正宗では2時半から3時半まで丑寅勤行があります)から御開扉(本山の大ご本尊へのお目通り)が始まり、一日かけて7万5千の信徒が順番に法要を営むとか。
もうまもなく始まる予定ですが、梅雨前線も過ぎておらず、本日は雨ではないでしょうか。
かんかん照りよりはマシかもしれませんが、とはいえ豪雨となれば参加者が大変でしょう。
私とは関係のない宗派のイベントですが、知人もいることですし、無事に終わればと思います。
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この人は、「知り合いの日蓮正宗の法華講の方に誘われた」ということと、「宗派が違うので丁重にお断りしました」ということ。このふたつのことを日記ではっきりと書いている。
つまりこの人は、日蓮正宗の信者ではないのに、大石寺での75000名総会に法華講員から勧誘されていたということである。
日蓮正宗は、前々から「立正安国論750年記念7万5千人総会」には、全国の法華講員を大石寺に結集させるということを大々的に宣伝してきていた。そのために、全国四カ所において、プレ総会を開催してきていたわけである。
ところが、何のことはない。法華講は「立正安国論750年記念7万5千人総会」に日蓮正宗に入信していない、未入信者を勧誘していたわけである。法華講員だけの総会などとは、とんだウソっぱちだったというわけである。
さらにもうひとつ言うと、「立正安国論750年記念7万5千人総会」に、日蓮正宗に入信していない、未入信者を勧誘したということは、単に法華講の総会への勧誘に止まらないということ。
つまり「立正安国論750年記念7万5千人総会」というのは、法華講連合会の団体登山会の中における行事として行われるということなのであり、この人も日記の中で
「なんでも午前3時半(正宗では2時半から3時半まで丑寅勤行があります)から御開扉(本山の大ご本尊へのお目通り)が始まり、一日かけて7万5千の信徒が順番に法要を営むとか」
と書いているように、「立正安国論750年記念7万5千人総会」に出席するということは、「本門戒壇の大御本尊」なる板本尊の「御開扉」も受けるということ。
つまりこれは、日蓮正宗では、未入信者を平然と「本門戒壇の大御本尊」なる板本尊の「御開扉」に勧誘し、御開扉を受けさせているということに他ならない。
日蓮正宗では
「本門戒壇の大御本尊内拝を「御開扉」といい、本宗(日蓮正宗)信仰者にかぎり、御法主上人の許可を得て受けることができます。」
(日蓮正宗発行『日蓮正宗入門』p283~p284)
「富士大石寺では、日蓮正宗の信心をしていない人は大石寺の『本門戒壇の大御本尊』に内拝・参詣出来ないと聞いています。本門戒壇の大御本尊は『秘仏』なのです。」
(各掲示板等に見られる日蓮正宗信者の書き込み)
などと言っているが、これらのことは全くのウソっぱちであることが、改めて立証されたと思う。
さらに75000人の数字達成には、法華講員のみならず、他宗信者だろうが何だろうが、なりふりままわず、総会に出席させようとしていたことがわかる。
2002年の30万登山も、一人の信者を何度も登山させて達成させた日蓮正宗だが、2009年の75000人総会の場合は、他宗信者まで出席させようとしていた日蓮正宗。
こういう強引・非常識な布教・折伏を行って、全く恥じることがない日蓮正宗を、厳重に監視し、警戒していくべきなのである。
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