□西洋大物画家の日本画模倣の絵画がズラリと並んだ国立西洋美術館「北斎とジャポニズム」展

 

2018128日、東京・上野・国立西洋美術館の企画展「北斎とジャポニズム」の鑑賞に行ってきた。この日は企画展の最終日ということもあり、チケット売り場は長蛇の行列。行列に並んでからチケットを買うまで約40分。さらに入場ゲートに並んでから入場するまで約30分。入場するだけで1時間以上かかった。私としても、これは予想外の長蛇の行列であった。

ジャポニズムとは、19世紀のイギリス、フランスなどのヨーロッパ諸国に見られた日本趣味のことで、19世紀中頃の万国博覧会(国際博覧会)へ出品などをきっかけに、浮世絵、琳派、工芸品などの日本美術がヨーロッパで注目され、西洋の画家、彫刻家などの作家たちに大きな影響を与えたこと。ゴッホやモネといった西洋画家たちが、日本の浮世絵を模写・模倣した西洋画、つまりパクリの絵画、彫刻等が、いわゆるジャポニズムの代表的なものとされている。

20148月、東京・砧公園の世田谷美術館でもジャポニズムの企画展「華麗なるジャポニズム展」があり、この時も鑑賞に行っているが、この時は、西洋画家のパクリ絵画の出展はわずかにとどまり、私としては少々拍子抜けしてしまった。

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□現代は著作権法がありパクリ・盗作は「ジャポニズムだ」と笑って済まされる時代ではない

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/40157764.html

ところが、今回の国立西洋美術館の企画展「北斎とジャポニズム」はまさに期待以上のものがあった。今回の企画展は、葛飾北斎の漫画、浮世絵等を模倣したヨーロッパの画家の絵画、彫刻等々がズラリと並ぶ。モネ、ゴッホ、ドガ、カサット、クローデル、セザンヌといった大物画家でいるのを見るのは、まさに圧巻である。これらの一部を企画展「北斎とジャポニズム」公式図録等から、ここでご紹介したい。

北斎とジャポニズム8


北斎とジャポニズム6
 

 

(東京・上野・国立西洋美術館の企画展「北斎とジャポニズム」)


北斎とジャポニズム10


北斎とジャポニズム3


北斎とジャポニズム4
 

 

(国立西洋美術館の企画展「北斎とジャポニズム」の様子)


北斎・カサット1


北斎・クローデル1


北斎・ゴッホ1


北斎・ドガ1
 

 

(葛飾北斎画と西洋画家)


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(「北斎とジャポニズム」公式図録より)


北斎とジャポニズム13


北斎とジャポニズム11
 

 

(「北斎とジャポニズム」チラシ・チケット)

 

 

 

□「大石寺のジャポニズム」だとは笑って済まされない大石寺の他宗派・他門流のパクリ・模倣

 

さて「アンチ日蓮正宗」では、大石寺の他宗派、他門流の伽藍、教義、化儀の模倣・パクリ疑惑を発表してきている。

■「大石寺9世日有偽作の鍵・他宗派教義・化儀・伽藍のパクリ」

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/cat_1194735.html

仏教寺院の伽藍、堂宇、教義、化儀の模倣ではないかと思われるものは、何も大石寺に限らず、広く各仏教宗派、各本山、各寺院に、さまざまな形で見ることが出来る。それならば

「どこの宗派、寺院でもやっているのならば、なぜ大石寺の“模倣”“パクリ”だけを批判するのか」

との疑問を投げかける人がいる。しかしこの批判は、全く当たらない。

なぜなら、日蓮正宗・大石寺は、「戒壇の大本尊」「唯授一人血脈相承」なるものをタテに取り、日蓮正宗以外の宗派、宗教団体、寺院・仏閣を「邪宗」「邪教」と切って捨てている。これは日蓮正宗・大石寺と同じく日蓮を宗祖とする日蓮宗、日蓮宗各派、かつて大石寺と同じ「日蓮宗興門派」だった富士門流各本山、かつて日蓮正宗の僧侶、信徒であり、日蓮正宗から破門された顕正会(妙信講)、正信会、創価学会も同じく、日蓮正宗から「邪教」「邪宗」と斬られている。

大石寺が、他宗派、他門流の板本尊、板位牌・寺位牌、本堂、客殿、勅使門、献膳、常唱堂、東向き導師席等を模倣し、パクるということは、大石寺が「邪教」「邪宗」と口を極めて罵っている宗派を模倣していることになる。なぜ大石寺は、自ら「邪宗」「邪教」呼ばわりしている他宗派、他門流の教義、化儀、伽藍、堂宇を模倣するのか。

「大石寺9世日有偽作の鍵・他宗派教義・化儀・伽藍のパクリ」

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/cat_1194735.html

大石寺が「唯一絶対正しい」宗教を自称するなら、「邪宗」「邪教」呼ばわりしている他宗派、他門流の模倣など、絶対にあってはならないはずではないか。この厳然たる矛盾を日蓮正宗、大石寺、法華講は何と説明するのか。日蓮正宗の信者は、こういったことを矛盾だと思わないのだろうか。まことにもって摩訶不思議な宗教団体である。明らかに模倣しているものを、「似ていない」だの「模倣していない」などと強弁するのか。それとも「これは大石寺のジャポニズム」と、笑って済まそうとするのだろうか。否、これは決して「大石寺のジャポニズム」と笑って済まされるものではないと思う。

 

大石寺奉安堂4
 

(大石寺奉安殿)

 

東大寺26大仏殿
 

(東大寺大仏殿)