■検証3・本因妙抄は日蓮・日興とは全く無関係の偽書である3

 

□日蓮は終生において「本因妙」「本因妙の行者」という単語を使っていない

 

本因妙抄の冒頭に「法華本門宗血脈相承の事本因妙の行者日蓮」とあるが、日蓮は一生涯の中で、一度も「本因妙の行者」と名乗ったことがない。日蓮が名乗ったのは「法華経の行者」である。

さらに「本因妙」という単語は、本因妙抄、百六箇抄、御義口伝の三抄のみに出てくる単語であるが、「百六箇抄」も「御義口伝」も大石寺9世日有の偽作である。

■大石寺の『百六箇抄』は大石寺9世日有の偽作だ

http://anti-nichirenshoshu.doorblog.jp/archives/cat_193008.html

 

したがって「本因妙」という単語も、日蓮は終生、使っていなかったことになる。

よって日蓮が終生、使わなかった単語「本因妙」「本因妙の行者」が出てくる「本因妙抄」という文書は、偽書であること明白である。

 

 

1本因妙抄
 

(本因妙抄)