松本勝弥氏とは創価学会を経験した人で、はじめて創価学会批判本を出版(「変質した創価学会」「訴訟された創価学会」)、創価学会を相手取って裁判(正本堂供養金返還訴訟)を起こした人。松本勝弥氏の著書「変質した創価学会」「訴訟された創価学会」は、1960—70年代の宗創関係を知る上で貴重な史料である。又、松本勝弥氏が提起した「正本堂供養金返還訴訟」の最高裁判決で「裁判所は教義問題には介入しない」との判断は、その後の宗創関係に大きな影響を与える判断・最高裁判例になった。その後、松本勝弥氏は出家得度し、仏教教学的著書をいくつも残している。