創価学会の出世コースというのは決まっている。まず第一に、産まれたときから創価学会員であること。小学生、中学生、高校生のときから創価学会活動に出て、幹部の覚えがめでたいこと。第二に、学生部に入って布教実績をつくること。大学生のときは、まだ社会人になっていないから、社会的利害関係がないため、布教実績が作りやすい環境にある。両親も「学生の時に折伏しろ」とけしかけて教育している。学生部の折伏ターゲットにしているのが中学・高校の同級生と、地方から出てきた学生である。学生の時に2~3世帯の本尊流布(布教実績)ができれば、ひとまずは安泰。5世帯ぐらいの実績ができれば、出世コースに乗れる。ただし組織の上にあがるには後継者を作らなくてはならない。学生部は組織の上にあがるために必死になっており、下の班長を「総括」してでも折伏実績を作らせて、自分が上にあがろうとする。学生部で区・圏・県幹部ぐらいまで上がれれば、男子部に移っても本部幹部ぐらいにはなれる。どんなに悪くても部幹部。出世コースにはもうひとつ第三の関門があって、それは結婚で、女子部と結婚することが必須。女子部と結婚する第一パターンは、活動で仲良くなって、そのままゴールイン。男子部と女子部がいっしょに活動するのは、三つある。それは1学生部の「学内」活動、2文化祭 3公明党支援の選挙活動である。しかし自分で女子部の「彼女」ができなくても、両親が創価学会員であれば、創価学会組織にいろいろ手を回して、結婚相手を連れてきて、女子部とゴールインする。創価学会未入信の彼女と結婚してしまうと、出世コースからは外れてしまうが、女子部と結婚すると、ほぼ一生が安泰になる。男子部で区・圏・県・方面幹部ぐらいになれば、壮年部に移ったとき、本部幹部ぐらいには落ち着く。地区幹部や支部幹部なんて、あり得ない。創価学会幹部歴が男子部地区幹部から始まっている人は、両親が創価学会員でも小中高の時、未活で、男子部幹部に誘われて、やっと活動に出てきた会員。それでも同級生を1人ぐらい折伏すれば、地区幹部ぐらいにはなれる。男子部地区リーダー(大B長)になるには、創価班か牙城会に入らなくてはならないが、両者の活動は雲泥の差がある。牙城会は会館の受付でボケーッと座っているだけだが、創価班の活動ははるかにシビアで、1分でも会合に遅れてきただけで「総括」される場合がある。だから「総括」も何も知らない創価学会員というのは、エリートコースから完全に外れ、若いときは未活で、誘われてやっと活動に出てきた半人前の会員なのである。半人前の会員というのは、創価学会のみならず、法華講にも顕正会にもいる。半人前の信者というのは、組織の底辺の活動しかしていないため、組織の全体像、指導者の実像を全く知らないのである。このチャンネルに来て「総括は聞いたことがない」だの「創価学会に上下関係はない」だの「創価学会の役職は関係ない」だのと言っている者は、若いときに未活で、半人前の信者。半人前だったら、知ったかふりをしてエラそうに振る舞うのではなく、半人前の振る舞いをすべきではないのか。
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