この「お客さん」会員は、検証を全くわかっていない。当会動画チャンネルで検証しているのは、創価学会の全体像、そして最高指導者の実像であり、一々の末端組織の検証ではない。それから郷学的な質問をいくつも寄せてきているが、それら悉く的外れになっている。的外れになっている原因は、この「お客さん」会員が古文が読めない所から起きている。観心本尊抄(創価学会版御書全集p254)の「此の時地涌千界出現して本門の釈尊を脇士と為す一閻浮提第一の本尊此の国に立つべし」について、「本門の釈尊の脇士と為る」と読むなら、中央に仏像を備えるのではないか、との質問を寄せている。この人は同じく観心本尊抄の創価学会版御書全集のp247—248の「其の本尊の為体…此の仏像出現せしむべきか」の文も全く読めていない。ここに「塔中の妙法蓮華経の左右に釈迦牟尼仏、多宝仏」と書いてあるのがわからず、「本門の釈尊の脇士と為る」のは、地涌千界であって、南無妙法蓮華経ではない。本尊問答抄の文は、法の本尊(南無妙法蓮華経)を説き明かしたものであり、日女御前御返事に説かれている本尊とは、日蓮が図顕して僧侶や信徒に授与した曼荼羅本尊の相を説いている。歓迎の「末法に来入して始めて此の仏像出現せしむべきか」とは、日蓮が説いた本尊の相とは、法華経の虚空会の儀式をモデルにした立体本尊・曼荼羅本尊であり、それは日蓮が始めて説き明かした、と言っているのである。