□現代では内視鏡や手術で食道ガン完治させることができるという兵庫医大第二外科医師

 

日蓮正宗謀略機関紙「慧妙」2014121日号の一面トップに載っている日蓮正宗信徒の体験談には、こんなことが書いてある。

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当時、父は食道ガンにかかり、私が看護師として勤務する病院に入院しました。入院した当初はかなり体力が弱っていたのですが、父を折伏すると、意外にも快く(日蓮正宗へ)入信を決意してくれ、一時外泊の時に(日蓮正宗の)お寺に連れて行って、御授戒(※日蓮正宗への入信の儀式)を受けることができたのです。その後の父の身体は順調に回復し、8月には無事、退院することができました。(日蓮正宗謀略機関紙「慧妙」2014121日号)

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この信徒の体験発表によれば、あたかも日蓮正宗未入信の人が、日蓮正宗に入信したことによって、食道ガンが完治したかのような言い方である。「日蓮正宗(ないしは日蓮正宗系)の信仰によってガンが完治した」というのは、1950年代のころから、創価学会、法華講、顕正会、正信会等「日蓮正宗系」宗教団体が、得意としてきた体験談であり、これを武器に布教拡大を展開してきた、昭和時代からの「日蓮正宗系」得意の布教法である。

しかし本当に日蓮正宗系(日蓮正宗・創価学会・顕正会・正信会・富士門流執着軍団)に入信し、日蓮正宗系の信仰をしないとガンは完治しないのか。現代医療ではガンは完治しないのか。こういう疑問は、「日蓮正宗系」が得意としてきた「日蓮正宗系の信仰でガンが完治した」という体験談を聞いた多くの人が持っているのではないだろうか。

そこでこの疑問を解明すべく、兵庫医大第二外科 助手(学内講師)上部消化管グループ食道外科担当・藤原由規氏の「食道癌のホームページ」を調べてみた。

「食道癌のホームページ」http://www.hyo-med.ac.jp/department/srg2/EK_Homepage/esophagealHP.htm

このウエブサイトの冒頭には、こんなことが書かれている。

「食道癌は、20-30年ほど前までは治療が困難で1970年代の教科書の記載では、長期生存はほとんど望めませんでした。しかし、早期診断方法の開発、手術方法および術後管理の進歩により最近では生存率が向上しています。また、一定の条件さえ満たすことができれば、内視鏡で治療を完了させることができます。しかし、内視鏡的治療の適応から外れると手術ということになります。」(食道癌のホームページ・はじめに)

これによれば、1970年代のころまでは、食道ガンの治療は困難で、長期生存は望めなかったが、21世紀の現代では、医療が進歩して、内視鏡や手術で完治させることができるというのである。

 

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