■検証9・日蓮正宗大石寺に「日蓮の御肉牙・歯骨」は存在しない10

 

□現代の歯科医師に論破された創価学会二代会長・戸田城聖のデタラメ御肉牙説法

 

日蓮正宗大石寺が発行している「日蓮正宗の行事」という名の小冊子には、この「日蓮の御肉牙」を次のように記している。

「長持ちの封を切り、輪宝長持から(日蓮)大聖人の『御生骨(御肉牙)』と『雨の祈りの三具足』が取り出され、正面の御前机にそなえられます」

ここにはっきりと「御生骨(御肉牙)」と書いてある。これは口から脱けた歯に歯肉がついているから御肉牙ということである。これが創価学会2代会長・戸田城聖氏にかかると、御肉牙が次のように説明されている。

「日蓮大聖人様御在世の時に歯を抜いた。その抜いた歯の下のほうに肉がちょっぴりついておった。ところが、この肉が七百年のあいだに、だんだんだんだんふえて、ちょうど、まさに歯を包まんとしている。これは説明つきますか。しかも脈打っているのですよ、汗かいているのですよ、生きているのですよ。こういう不思議なものはありますか。」

「下のところに肉がついていた。この肉がぜんぶ、広宣流布の時には、歯を包まれるだろうと予言あさばされている。」

「私のうかがっているところでは、年々肉が太ってふえていく。これは医学上説明できないことだと思う」(『戸田城聖先生講演集 下』昭和361012日初版より)

戸田城聖氏の大ぼらは、インチキ説法をくりかえして信者を騙し続けている大石寺法主もびっくり仰天するような代物だが、冷静になって読んでみれば、これほど呆れる信仰指導もないだろう。

いずれにせよ、日蓮の歯に「肉がついている」というものであることは、日蓮正宗の僧侶・信者が口をそろえて言っていることだ。日蓮が自分の歯を抜いて---あるいは自然に抜け落ちた歯を---弟子の一人に授けたというのはありえることだろう。しかし問題なのは、歯を抜いた時---あるいは歯が抜け落ちた時---はたして歯に歯肉がついてくるのかどうか。抜け落ちた歯と歯肉が、死なないで生きたまま、歯肉がだんだん増えてくるのかどうか。抜け落ちた歯と歯肉が死なないで生きたまま、脈打ったり、汗をかいたりするものなのかどうかだ。こういったことは近所の歯科医師に会って質問すれば、いろいろな知識を教えてくれる。私が会って質問した歯科医師が教えてくれたことは、だいたい次のような内容だった。

「自然に抜け落ちた歯であれば、それが抜け落ちる時に肉がついて脱けるということは、まずない」

「歯槽膿漏が悪化した状態で、歯が抜け落ちたときには、多少の組織・歯肉がついて脱けるということはある」

 

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