平成新編御書全集・創価学会版御書全集に載っている本因妙抄と富士宗学要集2巻に載っている本因妙口決は一体の偽書である。第一の証拠は両書に「久遠元初」「自受用報身」の単語が出てくる。日蓮本仏義は大石寺9世日有の発明偽作教義。百六箇抄と同一であり、百六箇抄の偽 ...
カテゴリ: 大石寺『本因妙抄』『本因妙口決』大石寺9世日有偽作論
#90 「本因妙抄」偽作の真実1・日蓮本仏義・唯授一人血脈相承等が載っている「本因妙抄」が偽書である証拠はこんなにたくさんある
「本因妙抄」は大石寺版御書全集、創価学会版御書全集に載っているが、大石寺59世堀日亨が「後加と見ゆる分」と言っている箇所も、公然と載せている。堀日亨は「富士日興上人詳伝」の中で「本因妙抄」を間接表現ながら偽書と認めている。1282年当時、「法華本門宗」なる宗号 ...
本因妙抄・大石寺9世日有偽作論(3)~日蓮は終生において「本因妙」「本因妙の行者」という単語を使っていない
■検証3・本因妙抄は日蓮・日興とは全く無関係の偽書である3 □日蓮は終生において「本因妙」「本因妙の行者」という単語を使っていない 本因妙抄の冒頭に「法華本門宗血脈相承の事本因妙の行者日蓮」とあるが、日蓮は一生涯の中で、一度も「本因妙の行者」と名乗 ...
本因妙抄・大石寺9世日有偽作論(2)~日蓮在世時代も日興・日目の時代も「法華本門宗」なる宗号は全く使われていない
■検証2・本因妙抄は日蓮・日興とは全く無関係の偽書である2 □日蓮在世時代も日興・日目の時代も「法華本門宗」なる宗号は全く使われていない 本因妙抄の冒頭に「法華本門宗血脈相承の事」とあるが、日蓮在世の時代も、六老僧の時代も、本六僧・新六僧の時代も、 ...
本因妙抄・大石寺9世日有偽作論(1)~「百六箇抄」「本因妙抄」は大石寺9世日有の偽書と実質的に認めていた大石寺59世堀日亨
□日蓮正宗大石寺版「大石寺版御書全集」に隠された欺瞞的なカラクリ 「本因妙抄」は日蓮正宗や創価学会、顕正会などの信者が持っている「御書全集」に収録されているものだが、そこには、とんでもない欺瞞的なカラクリがあることを、信者の人たちは知っているのだろう ...
「本因妙抄」なる相伝書は日蓮・日興の真筆ではない。大石寺9世日有の偽作である
□「本因妙抄」なる相伝書は日蓮・日興の真筆ではない。大石寺9世日有の偽作である 日蓮正宗や創価学会、顕正会、正信会では「本因妙抄」という文書を、1282年(弘安五年)10月11日、まさに日蓮の死去の二日前、日蓮から日興へ相伝された書であると位置づけている。 日蓮 ...
「本因妙抄」4
若し末法に於て本迹一致と修行し、所化等に教ゆる者ならば、我が身も五逆罪を造らずして無間に堕ち、其れに随従せんともがらも阿鼻に沈まん事疑無き者なり。 此の書一見の人人は、理〈普賢〉智〈文殊〉一言の菩薩、生死絶断の際、定光覚悟の大菩薩なり。 伝教云く「文 ...
「本因妙抄」3
第六に住教顕観。七に住教非観。八に覆教顕観。九に住教用観。十に住観用教。此の五重は上の五重の如し思惟すべし。 問て云く、本迹雖殊不思議一、本迹の教に於て別して不思議の観理を顕はす故にと云云。 機情に約すれば本迹に於て久近の異有るべし、是れ一往の浅 ...
「本因妙抄」2
文句の七面の決とは。一に依名の一面、其の義上の如し。 二に感応の一面、三時弘経に亘るべし。爾前迹門の正像二千年弘経の感応より、本門末法弘通の感応は真実真実勝るなり。 三に四教の一面、四に五時の一面、五に本迹の一面、六に体用の一面、七に入己心の一面、悉 ...
「本因妙抄」1
「本因妙抄」 法華本門宗血脈相承の事本因妙の行者日蓮之を記す 予が外用の師伝教大師生歳四十二歳の御時、仏立寺〈天台山仏隴寺〉の大和尚に値ひ奉り、義道を落居し、生死一大事の秘法を決したもうの日、大唐の貞元二十一年〈太歳乙酉〉五月三日三大章疏 ...