「日蓮正宗総本山大石寺では、日興上人の時代から代々の御法主上人猊下が連綿と毎日この勤行が続けら、広宣流布と世界平和を祈って来られた」

「池田先生は、世界平和のため、世界中の指導者や著名人、学者たちと対話をつづけ、平和のための行動を起こされている」

日蓮正宗や創価学会あたりの機関紙や出版物、ウェブサイトには、こんなような言葉が踊っているし、あるいは信者たちも好き好んで、こんなことを言っているのを耳にする。

こういったものだけを見聞していると、この地球上で世界平和を望んでいるのは日蓮正宗大石寺の法主と創価学会の池田大作氏だけで、他の人たちは、好き好んで戦争しているか、戦争を趣味にしているかのような言い方である。「世界平和」を、いつから日蓮正宗や創価学会あたりのカルト宗教が自分たちの専売特許にしてしまったのだ!!

丑寅勤行3

 

しかし冷静に考えてみれば、すぐにわかることなのではないか。

世界平和を熱望しているのは、世界中で日蓮正宗の法主、創価学会の池田大作氏だけなのか??他の人は、世界平和を望んでいないのか??そんなバカな話しがあるものか。

 

平和とは、狭義では戦争と対極にある状態で、暴力的な政治的活動が行使されない状態、争いがなく穏やかな状態を言う。また、人間が相互の恒常的な自由と秩序・安寧・平安などを実現・維持している状態であると言える。

トルストイをはじめ多くの作家・表現者が「戦争と平和」と言う題名の作品を著しているように、世界中のほとんどの人が平和を望み、願望しているのではないか。当たり前のことである。

 

「世界平和」というのは、なにも日蓮正宗や創価学会あたりのカルト宗教の専売特許なのではない。

「世界平和」までも自分たちの専売特許のようにして、自己宣揚の材料にし、信者を洗脳しつづけるやり方は、呆れてしまって開いた口が塞がらない。

まあ、いつもながら、ことさらに日蓮正宗、創価学会以外の宗派、未入信者、無宗教者、批判者、反対者、脱会者といった人たちを見下し、貶めようという独善的体質の現れ、と言ってしまえばそれまでなのかもしれないが、こんなにも酷い洗脳教育に、まんまと丸め込まれている信者たちの常識を疑わざるを得ない。洗脳された信者の言っていることを聞いていると、ホントにため息が出てくるばかりだ。

 

否、世界史的に見ると「自宗派のみが正しい」「自宗派のみが尊い」という独善性、世界平和のために自分たちの教えのみを独占的に広めるという独善的な思想が、世界各地で戦争を引き起こし、どれだけ多くの人たちを犠牲にし、不幸にしてきたことか。

日蓮正宗の信者たちは、こういった歴史を少しは冷静に考えたことはないのか。

日蓮正宗ないしは創価学会、顕正会等の日蓮正宗系カルト教団が持っている独善的体質、独善的思想こそが、世界平和への重大な脅威になっていることを知るべきなのである。